【蒼姫ラピス】Casa Blanca【オリジナル】
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作詞:みくにゆきなか
作曲:みくにゆきなか
編曲:みくにゆきなか
唄:蒼姫ラピス
歌詞
「あたためてあげる」
僕の冷えた手を 包む君の手も
酷く皹
書き出してすらない 宛名だけのそれは
もうじき何処かに 消える頃でしょ
どれくらいの雲を 見過ごしては窓を閉め
行く先は今日も雨ねって
淀みなく流れる 汚されたスモッグの中に
いっそこの身も 委ねてしまおうか
閉め切っていたカーテンを端から破り捨てた
一人きりの演者じゃ なんか馬鹿みたいだね
錆びきれない 言葉の欠片を
繋ぐことはしない 不協和に連ねて
覚えも無い いつかの誰かの
写し身の僕は 心の場所を知らない
傾く風車の 音に耳を寄せ
ヤマユリ薙(な)ぐ声に 時間は何を思ったろう
融通も利けば 遮れないノイズに
いつしか僕の目も 砂嵐を映す
震えていた君の肩を まだ一人きりじゃないと
有声でしか 形象(かたど)らなきゃ
忘れる事も 否めないけど
どうしようもない 行き違いは全部
たった一人の嘘か 理由だと言うなら
本当に欲しがっていたものを
要らないと言って 捨てた君の所為だ
何色の時間(とき)に 僕らは
飛び交う事しか出来ない
鈍い鉛を隠し
初めから誰も居ないさなんて
滲(し)みついた空想で
消える物なら嘘て
変わらないものが あると言うなら
連れて行って欲しい
早くほらもう一度
取りこぼした数の幻想も
手遅れだっていい
覚めるくらいに 手を握ってよ
※動画から手書きになります。
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